- 2022/08/30
- 「選択制確定拠出年金」について
2022年08月30日発行
≪制度の概要≫
「選択制確定拠出年金」とは企業型確定拠出年金の1つです。
社員(役員含)が給与の一部を確定拠出年金に拠出し、老後の資産形成を自らの意思に基づき、積み立てていくことが可能な制度です。なお、確定拠出年金に拠出せず、現行の給与をそのまま受け取ることもできます。
確定拠出年金の拠出については社員(役員含)自身の判断で決定できます。
また、会社にとっては、新たな費用を負担することなく企業年金制度を導入できる点も大きな魅力となっています。
【会社にとってのメリット】
1.福利厚生の充実
2.企業年金制度の導入による社員の老後の資産形成を支援
3.法定福利費の軽減
4.企業規模に関わらず導入が可能
5.社員自らの選択(会社の新たな費用負担にならない)
【社員(役員含)にとってのメリット】
1.税制の優遇
2.社会保険料等の軽減
3.ポータビリティ
4.自らの運用
5.選択金MAX55,000円、ご自身のライフスタイルに応じて変更可能
【留意点】
1.原則として60歳までは、資産の引き出しが不可
2.社会保険料等の軽減に伴う各種給付への影響
3.個人型確定拠出年金と併用は不可
4.役員報酬を変更する場合はタイミングに注意。
【参考資料】
制度の概要につきましては、401K推進機構のホームページをご覧ください。
